ストレッチといっても様々な役割があります。運動前に行う怪我予防、パフォーマンス向上のストレッチ。不調や痛みに対してアプローチするストレッチ。皆さんは、どのような目的で取り入れていますか?
最近では、ストレッチ専門店が増え、整体や接骨院でもストレッチを用いて、施術をされているところも多く見られます。筋肉が硬くなる・拘縮する。そのような状態が痛みや不調の原因になり、改善できるようにストレッチをするといったイメージの方が多いと思われます。
ここで少し、入り込んだ内容になると、なぜその筋肉は硬くなってしまったのか?動きが悪くなってしまったのか?まで考える必要があります。
例えば、Aさんは、デスクワークで、頭を前に出してパソコンを見ているためいつも首・肩周りの筋肉がガチガチ。Bさんは、長時間の運転で腰が痛くなる。といった症状が出ているとします。その症状に対して、首周りのストレッチやマッサージ・腰回りのストレッチ・マッサージをする。というのは「結果」にアプローチしているだけであり、「原因」に対してのアプローチができていないのです。
「原因」といっても痛みや不調には様々な因子が絡み合って「結果」となっているため特定はできないのですが、少なからずデスクワークでの首や肩の痛みに関しては、ストレッチなどと同時に椅子や机、パソコンの高さの確認や、視力の確認、などを少なからず行うべきと考えます。(もちろんその人動きを見て運動も必要ですが省略させていただきます)運転時の腰痛に関しては、例えば運転席に座る際、股関節が曲がった時、一緒に腰が大きく丸まる動きが強いのであれば、股関節と腰を分けて使えるをエクササイズを行う必要性があります。
ただ、「これをしていれば治る」というのは医師でも判断は難しいところですが、ここでお伝えしたいことは、「原因」に対してアプローチをしなければ、その場しのぎのストレッチやマッサージになってしまうということです。ストレッチやマッサージが良い悪いではなく、「原因」「結果」を分けて考え、どちらにもアプローチすることで効果的なものになる!ということです。
libeは、ストレッチの時間も有効的に使っていただきたいという思いから、その人の生活スタイルや身体の状況を毎日聞かせていただきます。その人やその日のメンバーに合わせたストレッチやトレーニングを提供し、キックボクシングで脂肪を削り、ストレッチやトレーニングで身体を整え、美しい体・いつまでも楽しく動ける体を作っていけるように心がけております。
皆さんもご自身の生活を振り返り、姿勢不良や痛みを誘発させている原因はなんだろうと考えてみると新しい糸口が見つかるかもしれません。ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。